福の手*1

神の手ゴール「正当」に川淵氏不快感(日刊スポーツ)

 日本サッカー協会川淵三郎キャプテン(68)が、5日のJ1、横浜−磐田戦で磐田MF福西の手に当たって決まった決勝ゴールが「正当なゴール」と発表されたことに強い懸念を表明した。

先のマリノス-ジュビロ戦での"福の手ゴール"。これに関してはそれぞれの立場でそれぞれの思いが有ると思います。私にした所で、アントラーズマリノスの立場なら主審&副審揃ってライセンスの剥奪くらいは当然と考えるかも知れません。
で、公人で有るべきJFA会長のこの発言、この人に特に先入観は無いのですが、自分が何を言っているのか判っているのでしょうか? 「正当では無い、誤審でもないゴール」と言うことは「不当だがルール的に正しいゴール」という事でしょうか?
それこそ、子供達にどう説明するのか?
このゴールの解釈は誤審では無いと発表した時点で、

  • 本人の意図しない状況で体の一部にボールが当たり、その結果ゴールになった。

ので有り、

  • 意識して手を使ってゴールした訳では無い。

事が確定します。すなわち、お尻や顔に当たったとの同じ扱いです。そう考えると、いったい何処が不当なのか?
「正当では無いが不当という訳でもない」とか言い出したらもっと不信感を招きますよ。「ルールの範囲で意図せず起こった事、もちろん意識してやることがあっては為らない」と毅然とした態度を示せば良かったのにと思います。