DQNs

ソウルの中国語表記、「首爾」に決定(韓国紙:中央日報 2005.1.15))

ソウルの漢字表記、韓国が変更案→中国は認めず(読売新聞 2005.1.25)


これってどうなんでしょうねw
韓国と言う国は日本と同様に漢字文化圏なのですが、日本の「ひらがな」,「かたかな」と同じような位置付けとしてハングル文字を作りました。
(ですから正確にはハングル語ではありません。これは日本語をひらがな語と呼ぶ様なものです。NHKのハングル語教室は韓国語/朝鮮語のどちらで呼んでもクレームが来そうなのでそう呼ぶようになったそうですw)
このハングル文字、朝鮮人に言わせると日帝が奪ったとかほざきますが、実は日本統治時代に日本の総督府が進んで広めました。何故なら、当時の朝鮮知識階級はハングル文字を無学な物が使う文字と蔑視して中国語(漢字)を使用しており庶民階級は当然読み書きが出来るわけも無く、ということです。
ちなみにハングル文字は非常に良く出来た文字であると評価が高いことも付け加えておきます。
話が横道にそれましたが、ソウルの歴史を紐解くと・・・


漢城(ハンソン)
李氏朝鮮の時代に使われた名称。「漢陽」(ハンニャン)とも呼ばれるが公式的には「漢城
この時点で表記と読みは合っています。

京城キョンソン)
日本統治時代(1910年 - 1945年)に使われた名称。正式名称は「京城府」。日本統治時代は正式に日本国に併合されているので、正しくは歴史的仮名遣いで「けいじやう」。
実際には1945年以降も数年間使われている。
この時点でも表記と読みは合っています。

ソウル
大韓民国独立後に使われている名称。正式名称はソウル特別市庁。
なんと漢字表記は無し!
表記と読みは合わせ様にも出来ません。さいたま市みたいな物でしょうか?
ですから日本では「プサン」を「釜山」と書けても「ソウル」は「ソウル」です。
(「粗売」などという当て字も一部ではありましたがw)

さて、そうなると困るのが中国や台湾の漢字のみを使用する国の人たち。
日本は前述のようにカタカナで表記すればよいのですが彼等はそうも行きません。
ならばアルファベットで言う手も有りますが日常生活ではナンセンスです。
そこで昔の呼称をそのまま使ったと言う訳でしょう。
この問題の根が深いのは民間レベルの問題ではなく政府や企業までがそうしている点です。


「表記方法を考えたから直せ」と何ら権利も無いのに要求する韓国
「なんと呼ぼうがこっちの勝手だ!」と国際慣習を無視しつづける中国

まあ、やってろということでw
しかし、中国の韓国に対する態度は対韓外交という点で見習うべきところが多いですねw
朝鮮人に対しては一切の妥協や譲歩は行わないと言う基本姿勢が貫かれています。

さすがは宗主国です。