優柔不断

日本での葉巻のイメージは比較的経済的に恵まれている人の嗜好品としてのイメージが強い。
これは原因がいくつか考えられて・・・
1.100%輸入品であり、国産品*1との価格・品質競争が起きない。
2.販売価格が政府により統制されている結果、全国一律固定価格であり、それも最初に申請した業者のほぼ言い値。
3.言うまでも無く高課税品。
まあ価格がそれなりに高い*2ものになってしまったからだ。
しかもキューバ*3葉巻の輸入代理店は葉巻をタバコとしてではなく、「ラグジュアリーな時間を演出するひとつのメソッド」として位置付けたいらしく、労働者が葉巻をくわえて力仕事なんてことが可能な値段設定はされていない。*4
結果、私のような庶民が葉巻を楽しみたいと思うと、勢いお手軽価格で満足できるものは無いかを探すことになった。
そのときの結論は、「探し回って時間とお金をかけるより、キューバ物を吸ってるほう良い」となったのだが、昨今試している非キューバが意外に良く*5浮気心が出てきてしまっている。
旨くて面白くて安定した*6葉巻を探したいものである。

*1:JTのことね。

*2:タバカレラなどの例外もある。

*3:葉巻におけるキューバの存在は、ワインにおけるフランス以上のものがある。

*4:キューバ政府の貴重な外貨獲得の手段である事も大きい。

*5:値段の割にとの条件もつくが、値段の割りに外れるキューバ物も意外に多い。

*6:キューバ物にはコレが厳しい。