こんな、日本的な良い部分

北島が世界新…水着の自由選択、水連「メーカーほぼ同意」（YOMIURI ONLINE)

−前略−
　国内水着メーカー３社とサプライヤー（物品提供）契約を結んでいる日本水泳連盟は、現在の規定で他社製品の五輪使用を不可能としている。だが今大会で出た計１７個の日本新のうち、ＬＺＲ着用選手によるものが１６個を占め、改めて優位性が示された。この結果を受けて、１０日の常務理事会では、選手が自由に水着選択できるよう規定を改正する。
−後略−

最初に基本として抑えておきたいのが、日本水連と国内水着メーカー３社とのサプライヤー契約。
推察するに、用具の提供はもちろん、ひょっとしたら強化費用のスポンサーも入っているかもしれない。
見返りは大会での水着着用などを含めた各種パブリッシュか？
とにかくこの両者には何らかの契約があって日本水連に所属する選手は契約先の水着を着用する義務が有った。
水着は重要な道具との認識があるくせに、契約条項には他社製品との明らかな性能差が顕著になった場合のケースが盛り込まれていない迂闊さ。
にもかかわらず、契約を楯に自社製品を押し付けないメーカー側。
なんだかとっても日本的でほのぼのしている。
個人的にはSPEED社とではなく国内3社ミズノ、デサント、アシックスの製品*1を購入することをここに決めたいと思います。
逆に個人で契約を結んでいる選手は契約先メーカーときちんと話し合ってくださいね。今までの活動費用を払わせるだけ払わせて、本番で裏切るのはいかがなものかと思いますよ。
それじゃまるで長島茂雄ですよ。

*1:ゴーグルやタオル程度だが。