どこが具体的に問題なのか?

「入学式当日に学費現金納入」県立高の制度・運用に問題も(読売新聞)

 千葉県八千代市の県立八千代西高校(生徒339人、大迫太校長)が入学料などを納めていない新入生2人を入学式に出席させなかった問題で、学校側が未納を把握したのは、式の1時間前だったことが16日、わかった。
 2人は保護者と連絡を取るなどして当日に納めたが、式には間に合わなかった。式当日に入学料などを現金で納める制度は千葉県のほか12道県にあるが、猶予期間を設けるなどしている例が多く、学校、生徒側ともに余裕を持った対処のできない制度や運用が問題になりそうだ。
−後略−

問題になるのでしょうか?
記事にもありますが、3月上旬に送付された合格通知と同封された文書で入学金の納入のが必要と説明し、また同月中旬の説明会でも再度説明しています。
そして入学金を持参していないことを学校側が知ったのは入学式当日の午前九時ごろ。すなわち、この二人の両親は入学式当日に入学金が納入できないことを事前に相談していない。
これでは誰が管理者でも、入学金を「払えない」のではなく「払わない」と判断せざるを得ないのではないでしょうか?
そして「払わない」と判断した以上は、入学も許可されず式にも出席できないとなるべきです。
私は学校側の判断を支持します。