引っ掛かる

「のだめ」オーケストラがカンカン…Wブッキング騒動(iZa)
詳しくは、上記リンクから記事を読んでもらうとして、微妙に引っ掛かるのがこの発言。

−前略−
 「ダブルブッキングとは違います。オペラの公演は、3−4年前に10月16日から11月8日まで、当館を使用する話で準備を進めてきた。これまでも、昼にオペラやバレエの公演を行い、舞台装置をいったん撤去して夜にコンサート、その後に装置を元に戻すということを普通にやっていた。ところが今回はウィーンから持ち込まれる舞台装置が予想以上に大がかりで、簡単に撤去できない。後から知ったんです。都響さんには舞台装置はそのままに仮設の音響板を設置して公演を開くか、日にちをずらす提案もしたが、合意が得られなかった」
−後略−

ダブルブッキングの言葉の定義をとやかく言う気は無いので置いておくとしても、
使用許諾した当日に使える状態で提供できず、その理由が前後に利用するオペラの
舞台装置の問題で、かつそれを後から知ったと言うのは、管理能力において無能で
あることを肯定し、それに関して責任を感じていない物言いは資質すら無い事を認
めているのだろうか?
話は簡単である。
都響に2008年10月23日の使用許諾を出す前に、オペラ側に対し劇場の原状
回復を確認するか、それが不可能であれば都響に使用許諾の条件として舞台装置の
存在を告げれば良い。
何か、責任逃れの、それも行なっている自覚も無い発言に聞こえてならない。