自転車は車道へ

私が小学生の頃は、自転車は車道を走ると危ないので出来るだけ歩道を走るようにと先生や両親から指導された。
が、時代は変り、昨今では自転車と歩行者間の事故が急増し、自転車は車道を走るようにと指導が変ってきているらしい。
もちろん、軽車両としての自転車の運転マナーの悪化も原因の1つだとは思うが、なんとも微妙な腑に落ちない話である。

そもそも自転車は原則として車道を通行するもので、歩道を通行できなかった。だが、自転車を車の事故から守るため、一九七八年に「自転車通行可」の標識がある歩道に限り、歩道を通行できるようになった。
杓子定規に採れば、そのあたりの歩道を自転車が走ることが既に道路交通法違反となる。

まあ、何が言いたいかというと、自動車を減らす方向に話が行かないのが不思議だなぁと。
もともとは自転車と車の事故の問題なのだから、特定の時間帯に特定のエリアに関して自動車の量を調整すれば済む事ではないか?
シンガポールのように混雑する都心部への乗り入れに関しては申請許可制する手もあると思います。