コンテンツとしての今までの売り方に問題が有ったのでは?

昔の話。私が出席したとある会議での事。

某IT企業営業部長 「・・で、保守費用として年間xxxxになります。」
都市銀行CIO 「保守費用って、不良品を売っておいてその修理に金を取るのか?」

かなり話をはしょっていますが、某都市銀行CIOは、改善や改良ではない不具合修正パッチが有料になる事に対する質問でした。言われてみればそうだよなぁと、心の中でうなずいたものです。
違法画像許す「ニコニコ動画」イラネ! アニメーションクリエーター「大爆発」J-CASTニュース

−前略−
冒頭では、5,6年前に「MP3」が登場してから違法ダウンロードが増え、音楽CDが全然売れなくなった、という例を出した。現在、「ニコニコ動画」「ユーチューブ」にアニメが勝手にアップされるようになって、同じ道をアニメ業界が歩んでしまう危機に直面しているのだという。そして、画像投稿サイトや、画像をアップする人達への激しい非難が口を突いて出てくる。
−後略−

「テレビで見た」,「ラジオから流れてきた」,「ショップで視聴してみた」、で気に入ったから買う。
最後の購入がmp3のダウンロードになってしまった音楽CDは多くの複合要因があるにせよ、確かにそうなのかもしれません。
ですが、「触らせない」,「中身を見せない」,「購入後の返品は認めない」という信じがたい商習慣が横行する商品の1つであるアニメDVDでコレを言うのはいかがかと。
中身を観ずに買ってくれるユーザーを前提にしている時点で、売るに耐えない質の低さが露呈しているだけではないかと。
ネット上にアップされた、あんな小さな画面の映像で、内容を納得した上で購入していた購買層が、購入を控えるとは思えません。