華氏911

ブッシュ大統領をその成り立ちから含めてこき下ろした映画。
それも罵倒や中傷の類いではなく事実や状況証拠を淡々と積み上げることで行なっている。ブッシュ家とサウジアラビア王族+No.2の富豪といわれるビンラディン家とのビジネス上の深いつながりは、このような映画で取り上げられなければ知られることは少なかったろう。この映画を見て批判することは容易いが、「結果、日本にとってどうだったのか?」をきちんと考えるきっかけとなるべき映画ではないかと思う。