文書の読み方

全文はリンク先を読んでもらうとして、注意点を・・・
【独女通信】30代独女を結婚相手に選んだ男たちの理由livedoor NEWS) 

「だけど実際に付き合い始めて、180度考えが変わりましたね。彼女の年齢は積み重ねたキャリアであると。若い子にはない、重みがあるということに気付き、彼女を尊敬するようになりました。それに、すごくずるい考え方かもしれないけど、33歳の彼女はある程度完成されていて、今後の人生にさほどの不安はない。社会生活を長くやっているぶん、家庭のこともしっかり任せられそうな気がしました。」。

あくまでも「彼」の意見です。「彼」が信頼に足る人物か考えて見ましょう。
判断できるはずもありません、知らない人なのですから。
また、「社会生活を長くやっている」=「家庭のこともしっかり任せられそう」には何の根拠もありません。
有ったとしても「彼」基準です。要するに何の根拠も保証も無い話です。

独女世代の中から結婚相手を選ぶのは、ある意味、とても合理的な考えではないかと菊池さんは語る。若いだのきれいだの、といってもそれが有り難いのは最初のうちだけ。一生は長く、成功を目指す男の生活には、何よりも安心感のある女性が必要だ。その点、独女世代の女性なら、ある程度生活習慣も出来上がっているし、社会経験もある。“これからどう育つかわからない”苗よりは、しっかり実をつけた木を選ぶほうが楽ではないか、と菊池さんは語る。自分が楽かどうかで結婚相手を選ばれても、という気もするが……。

出来上がっている生活習慣が必ずしも好ましいものとは限りません。また、家庭生活における家事の能力は子供時代の環境で決まりますので、長い間独身で有ったことを理由に安心感は期待できないと思います。
また、“しっかり実をつけた木”と有りますが、これもタラレバの話で“腐りかけた老木”で無い保証は有りませんし、“ガジュマルのような宿り木”の可能性すら有ります。

全文を通して思うのは、大当たりの可能性があることを匂わせて男性の目を向けさせる事を目的と考えれば非常に良く出来た30代独身女性の売り込み文です。
どちらにせよ、男は30代独身女性がその歳まで結婚していない理由をきちんと考えるべきでしょう。
そして、どうして自分が選ばれたのかもね。