弱者面した・・・・

大阪・豊中の女児虐待死、両親に猶予判決(読売オンライン)

大阪府豊中市の井本愛里ちゃん(当時6歳)が2003年12月、虐待を受け死亡した事件で、傷害致死罪に問われた母親のさおり被告(34)と、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の佳幸被告(35)の判決が6日、大阪地裁であった。
並木正男裁判長は「刑事責任は重いが、愛里ちゃんのトイレのトレーニングがうまく行かないことなどで追い詰められていた」などと、さおり被告に懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役7年)、佳幸被告に同3年、執行猶予5年(同4年)を言い渡した。

なんだそりゃ?
育児・教育で悩んでいれば殺してOKなの?
性善説はいい加減に止めろよ。今度から子供を虐待死させたときに同じ言い訳しだすぞ。
やっぱり諸悪の根源は「走れメロス」だよ。あれに疑問をもたない連中が気持ち悪い。

「身銭切れ」心臓移植希望の女児支援HP、中傷相次ぐ(読売オンライン)

重い心臓病のため、米国での心臓移植を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)を支援する「さくらちゃんを救う会」の関連ホームページ(HP)などに9月以降、批判や中傷など匿名の書き込みが大量に寄せられている。
<中略>
 ところが、活動がメディアで報道された9月下旬ごろから、ネット上での批判が始まり、支援者による「応援ブログ」には1日数百件もの書き込みが集中。同会にも1日100件前後のメールが寄せられている。善意の励ましもあるが、「(両親は)身銭を切るべきだ」「子どもを利用した詐欺」など心ないものも多い。
<中略>
 メンバーの個人情報までさらされる事態に、同会事務局の永田浩三さん(51)は、「思ってもみなかった批判にさらされた」と困惑。「メンバーのショックが大きく、募金活動に支障が生じる」として救う会は9月29日、募金の目標額のうち3000万円は両親が出費するという事実や、渡航費や治療費など募金の詳細な使途予定を公開する措置をとった。
 さくらちゃんのケース以外でも、ネット上では、難病児の海外移植のための募金活動に対する“攻撃”が頻発。腸が機能しない難病だった茨城県常総市の神達彩花ちゃん(今年5月死去、当時1歳4か月)のための募金活動でも、支援者のHPなどに「(募金の)余剰金は寄付しろ」などの書き込みが集中した。

市民レベルへのネットの復旧でこのような募金を呼びかける情報が発信しやすくなったのだけれど、逆にその不透明さも隠しづらくなって来たということか。
予想外の批判にさらされたので「渡航費や治療費など募金の詳細な使途予定を公開する措置をとった。」なんて件は、それまでは詳細な会計報告をする気が無かった良い証拠。
上記のあやかちゃんの例も1億円を越える余剰金の行方や、寄付金の使い方に関してまったくクリアになっていない。
まあ、なんちゅうか、病気で苦しむ子供に罪はないと思うんだけど募金で肥え太る親って言うのもなぁ。
日本人のメンタリティーとして他人に迷惑をかけないってのが有るんだが、それに照らし合わせると世間の好意に甘える前には田畑を売り払い本人が丸裸になる必要が有ると思うんだよね。その上で世間の皆様の善意に頼るべきでは無いかと思います。
さくらちゃんのご両親はNHKのプロデューサー&ディレクター、未確認情報ですがあやかちゃんを救う会の中心にもNHK関係者がいるとか・・・・日本人*1のメンタリティーと遠い理由が何となく納得。
募金の噂

*1:庶民と言い換えても良いと思う。