自分勝手

昨今よく聞こえてくる格差の拡大。自民党の総裁選を控えているからなのか、あちこちで5年間の小泉改革で格差が広がったとの論調を見受けます。しかし、格差が広がったことに関して否定する気は有りませんが、格差を広げるほどの改革が行われたかと考えると、小泉改革はあまり関係が無いのではないでしょうか。
では、どうして格差が広がっているのか?
理由は終身雇用制の崩壊による正社員の減少と、それに伴う収入格差です。
一時期、人件費の安さにつられて製造業はこぞってアジアに進出しましたが、これが国内の企業でも起こっていると考えれば説明は付きます。
人件費の高い正社員を減らし、安い非正社員を雇う。
今までは組合や企業文化が邪魔してきた雇用調整をバブル崩壊からの平成不況が後押ししたのではないかと考えます。

非常に長い前振りでしたが、貧乏な私としては色々な所を効率化していかないとコーヒーも飲めなくなると言うことです。