いやもう世間は

夏向きネクタイを−細田氏 売り上げ減懸念の業界に(共同通信)

 細田博之官房長官は10日午前の記者会見で、政府が進めるノーネクタイ、上着なしの「夏のビジネス軽装」(クール・ビズ)に対し、ネクタイ業界などから売り上げ減を懸念する声が出ていることに関し「暑い時期にできるだけ楽な服装でとの考えであり、クール・ビズは時と場合による。ネクタイ業界も大いに頑張って、夏向きのネクタイや秋以降のことも考えてほしい」と述べ、理解を求めた。

クールビスで売り上げ現象を懸念しているらしい。どれほど暑かろうと我慢していろと言う事か?
地球温暖化防止対策として消費電力を抑制するための話も彼らには通用しないようです。彼らの社内でのネクタイ着用率とエアコンの設定温度を調べる兵はこの国のマスコミにいないのだろうか?

カラオケ午後7時まで! 16歳未満に大阪府方針(共同通信)

 大阪府は10日までに、16歳未満の青少年が午後7時以降、ゲームセンターやカラオケボックスなどの遊技施設に立ち入るのを禁止することを盛り込み青少年健全育成条例を改正することを決めた。9月議会に提出、来春に施行する方針。
府によると、同様の条例は32都道府県にあるが、午後10時か11時以降が禁止の対象で、午後7時は最も早い。違反した場合、青少年ではなく立ち入りを認めた施設の経営者に罰金を科す。

欧米での未成年者に対する躾は想像以上に保守的で日本よりははるかに厳しいです。
社会的に責任の取れない年代=未成年は大人の社会に出てくるべきではないとの共通の了解があるからでしょう。この大阪府の決定が非常に評価できるのは、懲罰対象を店側に設けた点です。未成年者は教育を受ける側です。教育する側が襟を正すのは当然のことです。