子猫は好奇心のために命を落とす

先日から腰痛に悩んでいます。
今朝も起きると同時にテンパッテいますが、インフルエンザで休んだ身としては
会社へ行かざるを得ません。

まずは自宅から駅まで。
近所の女子高の通学路になっていますので女子高生が多くすれ違います。
痛みをこらえ、何もなかったかのように歩きます。
男としての意地です。

電車はもちろん込んでいます。 座れるような幸運にはめぐり合えません。
吊り輪を両手で持って必死に体重を支えます。
嫌な汗で額が濡れます。
どうにか着いた駅のベンチで5分ほど休憩し、職場に向かいます。

腰をかばいながら歩いていると腰痛に一定のリズムがあることに気が付きました。

ズキン じわー キンキンキン じわー   ズキン じわー キンキンキン じわー

右足が着地する瞬間に最初のズキンが来ます。
どうも歩調に合わせてリズムが刻まれているようです。

ズキン じわー キンキンキン じわー   ズキン じわー キンキンキン じわー

もしここでフェイントをかけたらどうなるのかな?
ふと頭に浮かびます。

ズキン じわー キンキンキン じわー   ズキン じわー キンキンキン じわー

普通に右足を出さずに、スキップして左右の足を入れ替えたら?
どんどん好奇心が心中で成長します。

ズキン じわー キンキンキン じわー   ズキン じわー キンキンキン じわー

「いまだ!」















え! どうなったかって?



大手町ファイナンシャルセンタービル前で今朝の8時45分頃
腰を押さえてうずくまるトレンチコートの男を見かけた方、それが私です。